製薬会社の合併で設立された大手製薬会社が運営

アステラス製薬は、従業員数約17,000人を抱える国内の大手製薬会社です。
2005年に旧山之内製薬と旧藤沢製薬の合併により誕生しました。
このアステラス製薬は、その業務上社会的な責任を果たすために、公式ホームページにおいて「なるほど病気ガイド」を運営しています。
なるほど病気ガイドでは、さまざまな疾病について、症状や検査・治療法等が詳しく掲載されており、症状から病名を知ったり、対応法を学んだりの参考と出来ます。

なるほど病気ガイドによる逆流性食道炎の解説

逆流性食道炎の診断に当たっては、患者への問診や内視鏡検査等で確認することで行われます。
問診の際に、胸やけなど消化器系の違和感を持つときは出来るだけ、違和感を覚える頻度やタイミングなどを正確にしっかり伝えることがポイントです。

胸やけの診断には詳細な問診で症状を的確に把握することが重要なため、具体的な問診項目は診断するために特別に作成された世界共通のユニバーサルな形式の問診票もあります。
胃カメラを用いる内視鏡検査は、口あるいは鼻から挿入して、モニターに映し出される画像を見ながら、粘膜の状態が観察されます。
びらんや潰瘍などの異常はないか、重症度はどの程度かが把握できます。
重症度の判定に当たっては、食道内壁粘膜の色の変わり具合、びらん・潰瘍の大きさなどで判定する方法が主に使われます。

異常が悪性か否かを調べる組織の検査

食道内の異常が逆流性食道炎を原因とするものか、がん等他の悪性の疾患によるモノか判別が困難なケースでは、内視鏡検査のときに食道の病変部分の組織を採取して組織学的検査が実施されます。
胸やけの症状が見られても内視鏡検査においては特段の変化が見つからないケースや何らかの影響により内視鏡を使用した検査が不能なケースでは、PPIテストによる診断法が用いられます。

実際の疾患治療に対して用いられる胃酸の出過ぎを阻害する強力なクスリ(PPI)を1週間にわたり試験的に服用して、効果の有無を観察する検査法です。
その結果、症状が改善するときは、逆流性食道炎などの可能性が疑われると診断されるのです。

逆流性食道炎が引き起こすさまざまな症状

逆流性食道炎では胸やけ以外にも酸っぱい胃液を含む液体が口まで戻ってきたり、日中に倦怠感を感じたり、等様々な症状が現れます。
ケースによっては食道に炎症が起こったとしても、特に症状を感じず、違和感さえも覚えないケースもあります。

主な症状を上げてみると、
1.胸やけ・呑酸の症状は強い酸性の胃液を含む胃の内容物が食道に戻ってきて、胸部周辺に焼ける様な違和感を覚え、ひどい時にはその液体が口まで戻り、ゲップとともに喉が焼ける様に痛むこともあります。
2.胸がしまる様な苦しい痛みを生じる事もあります。
3.咳・喘息の症状が現れる事があり、原因は胃から上がってきた胃の内容物が、喉や気管支を刺激たりして生じる症状だと言われます。