対応が異なる

食道炎とは、食道の粘膜が傷ついて炎症を起こしたりただれたりする病気のことを指します。
この食道炎の中で最も有名なのは逆流性食道炎であり、患者数も最も多いものです。
しかし、それ以外にも様々な食道炎がありその症状や原因に応じた対応が必要になりますからきちんと診断を受けて適切な処置を受けてください。

逆流性食道炎以外の食道炎

逆流性食道炎以外の食道炎で最も多いものが感染性食道炎です。
細菌に感染することで起こる食道炎で、魚の骨のような異物が食道の粘膜に刺さりそこから細菌に感染することが多いです。

最近では、アデノウイルスや溶連菌といったウイルスによって起こる咽頭炎、結核、梅毒になることで併発をすることもあります。
それ以外にもエイズや悪性腫瘍の患者や抵抗力の弱い老人や子供がカビの一種であるカンジタに感染することで感染性食道炎になることもあります。
感染症の場合には、抗生物質を飲んで細菌を減らしていくので、逆流性食道炎とは異なる治療法になるのできちんと見極めた上での処置が必要です。

他にも、塩酸や農薬のような刺激の強い液体を誤飲した時に、口の中から胃まで激しい痛みを起こす腐食性食道炎があります。
お時間がある方は、こちらのサイトもご覧ください。
>>https://clinicalsup.jp/contentlist/1622.html

劇薬を飲み込むことで唾液の分泌が増えるだけでなく、粘液や血を吐くこともありますし呼吸困難に陥ることもあります。
生死にかかわるものですから、場合によっては救急車の出動も依頼してすぐに病院に行き処置を行うことが必要です。
病院では井の中の洗浄を行ったり点滴での栄養補給といった処置がされます。子供の誤飲や成人が自殺を考えた際に飲むということが原因としてあげられます。

他にも、薬が食道に止まってしまったり引っかかってしまったりすることで起きる薬剤性食道炎や、肺がんや頸胸部放射線治療を受けた人が副作用として発症しやすい放射線食道炎といった食道炎もあります。
それぞれの食道炎にあった治療法があり、適切な処置を受ける必要がありますから、異変を感じたらすぐに病院に行き検査をすることが大切です。

その際、放射線食道炎は放射線治療を受けている医院で、薬剤性食道炎はその薬が処方されている医院で検査や治療が行われるのが一般的ですし、腐食性食道炎も救急車で運ばれる先の病院にかかるので病院選びをする必要はないです。
しかし、感染性食道炎や逆流性食道炎は病名を特定するために内視鏡検査を行うのが一般的であるため、内視鏡検査の設備のある病院を選ぶ必要があります。
鼻から入れるタイプの新しい内視鏡検査であれば医師の技術は検査の苦しさに影響しませんが、口から入れる従来のタイプは医師の技術によってその苦しさが変わってきます。

残念ながら下手な医師に当たると苦しい思いをしてしまうことがあるのです。
ですから、病院を選ぶ際には内視鏡検査の設備の有無だけでなく鼻からのものか口からのもの、医師の技術についても確認をしておく方が望ましいです。
医師の技術については病院に聞きにくいものですから、インターネットや知人の口コミを参考にすることがオススメです。