逆流性食道炎を発症したときに痛むのは胸部分だけ?

逆流性食道炎は、何らかの理由で逆流をしてきた胃酸が、食道を傷つけ、胸やけや胸の不快感を発症する病気です。
主に胸部分、体の前面に不快感が表れやすい病気として知られていますが、その他にも、人によっては、痛みを中心に、様々な症状が表れるでしょう。

例えば、コンコンと渇いた咳、のどの違和感、声の出しにくさ、酸っぱいにおいが口から漂う、食欲不振、お腹のハリ、げっぷ、胃の重みなどがあげられます。
いずれの症状も、続くようであれば異常事態であり、逆流性食道炎が悪化してしまう恐れがありますので、十分注意が必要です。

逆流性食道炎ではない場合もこうした症状が表れることはありますが、いずれかの症状が重なっているという場合は、ある程度注意をするべきでしょう。

背中の痛みを感じることは稀にあります

意外と知られていませんが、逆流性食道炎を発症すると、胃の痛みや胸の痛みなどの前側の痛みだけではなく、背中側の痛みを発症することもあります。
背中に突き刺すような痛み、重く鈍い痛みなど、明らかにいつもとは違う痛みが表れた場合は注意が必要です。

背中の痛みだけが表れるという方も稀にいますので、逆流性食道炎と気が付かれずに、判断が遅くなった結果、症状が悪化してしまうケースが少なくありません。
症状が悪化するとその分、痛みも強くなり、その他の部分にまで痛みを発症する可能性がありますので、出来るだけ早い対処が必要でしょう。
何らかの異常を感じたら、出来るだけ早めに病院に行くことをおすすめします。

背中の痛みが続くようであれば即刻病院へ

背中の痛みがピンポイントで続く場合は、逆流性食道炎ではない可能性もあります。
たいていの場合、数日あればその他の逆流性食道炎の症状も表れることがほとんどですので、警戒をすることが大切です。

背中の痛みが数日間続く、眠れないほど痛くて耐えられないという場合は、無理せずに即刻病院に行きましょう。
他の病気の場合、命の危険にさらされるケースもあります。

背中の痛みを改善するためにも、同じケアが効果的

逆流性食道炎を改善するためには、腹式呼吸などの運動、体操を行ったり、日頃の眠り方に注意をすることが大切です。
そのケア方法は、背中の痛みにも同じように効果を表しますので、逆流性食道炎によって背中が痛む場合は、同じケアを行いましょう。

背中側の場合はうつ伏せで寝た方が楽に感じるかもしれませんが、それは誤り。
胃腸から更に胃酸が押し出されて、状況が悪化するだけですので、絶対にやめましょう。
背中側にバスタオルなどを敷いて底上げし、上半身が軽く高くなるようにケアしてみてください。