寝るときの体の向きを変えるだけでも、軽減される

逆流性食道炎は、寝方で非常に楽になる

逆流性食道炎は、眠っている最中が実は一番症状が悪化しやすいことで知られています。
寝転がることで胃酸が食道に逆流しやすくなり、炎症がさらにひどくなってしまうのです。

ですが、眠り方、寝方さえ気を付けていれば、反対に、症状を改善することも可能になります。
症状の悪化を防ぐためにも、炎症を防ぐためにも、このような眠り方を心がけるようにしてみましょう。

寝る向きは左向きがベスト!

眠る際には、左側を下にして、左向きになって眠ることが大切です。
左向きで眠ることで、胃腸が食道よりも下の位置になり、自然と胃酸逆流を抑えることが出来るのです。

反対に右側にして眠ってしまうと、胃酸が食道に流れ込みやすくなる状態が出来るため、大変危険です。
右向きになって眠ることだけはないように、壁を背にして眠るなどして、対策を講じることをおすすめします。
抱き枕などを利用して眠ることで、抱き枕がある方に自然に眠れるという方もいますので、試しに行ってみても良いでしょう。

うつぶせ眠りはNG!

絶対にNGなのは、うつ伏せ眠り。
うつ伏せは最も腹部を圧迫し、胃酸の逆流を促進させてしまいますので、絶対にやめましょう。

また、胃酸の逆流促進だけではなく、うつ伏せはどうしても、食道も圧迫されてしまいがちです。
ただでさえダメージを受けている食道部分まで圧迫をしてしまうと、より症状を悪化させてしまう恐れがありますので、十分注意をしましょう。

上半身をタオルなどで底上げして眠る

眠り方に注意をすることは非常に重要ですが、人間、眠っている時は意識をし続けることは出来ません。
そのため、眠るときは気を付けていたのに、朝起きたらNGな眠り方をしていたという方も少なくないでしょう。

そんな事態を避けるのに効果的なおすすめな眠り方は、少し上半身を底上げして眠るというものです。
眠る際に、クッションやタオルなどを敷いて、上半身が少し高くなっている状態で眠ることで、簡単に胃酸の逆流を防ぐことが可能です。

頭から肩、背中の上部にかけて厚みを与えることで、眠る際に意識をしていなくても、自然と楽な状態で眠ることが出来るようになります。

もちろん、下に敷くものによっては、寝苦しかったり、ずれてしまって上半身がうまく上がっていなかったということもあるかと思います。
そうならないためにも、いくつか試し寝をしてみて、より寝心地がよく、安定して眠れる品を見つけると良いでしょう。

シーツの下や布団の下から底上げグッズを利用することで、ずれる可能性も少なくなります。
色々と工夫をしてみることで、上半身を軽く上げた状態で、どんな向きになっても眠ることが出来るでしょう。

症状を和らげるための体操

逆流性食道炎とはどのような病気なのか

逆流性食道炎とは、何らかの理由で食堂に胃液が逆流し、食道がただれて炎症を起こす病気です。
逆流をする理由としては色々と挙げられますが、主に、過剰なストレスや、喫煙、アルコール、コーヒー、華麗によるものなど、様々なものがあるでしょう。
また、ベルトの締め付けや過食など、腹部を物理的に圧迫した結果起こる、一過性の逆流性食道炎も少なくありません。

一過性のものであれば、一度ただれてしまった食道が治りさえすれば、徐々に症状が改善していきます。
ですが、原因が前者の、ストレス性の場合は、アルコール、喫煙などによるものの場合。
根本的な原因が解決しない限り、延々と胃酸が逆流し、炎症が止まることがありません。

まずは原因を探り、原因に合わせた運動を行いましょう

逆流性食道炎は、放置してしまうと、内臓を痛めつけ、食欲不振や体調不良をはじめ、患部の強い痛み、更には、炎症が悪化したことによるただれ、腫瘍に陥ることもあります。
出来るだけ早く原因を探り、原因に合わせたケアを行うことが必要でしょう。

とはいえ、原因が一つだけとは限らない場合もあります。
本人が気付かないだけで、原因がいくつか重なりあっており、発生する逆流性食道炎も少なくありません。
その場合、原因を突きとめるよりも、逆流性食道炎に効果の高い体操をした方が、手っ取り早く状況を改善できることも多いでしょう。

症状を改善するために効果的な体操

簡単に行うことが出来る体操が、腹式呼吸の体操です。
腹筋を使って呼吸をし、胸呼吸、肺呼吸ではなくするのですが、難しいことは考えずに、腹式呼吸をマスターしていきましょう。

腹式呼吸は、息を吸ってお腹を膨らませていき、息を吐きながらお腹をへこませていくことが一連の流れです。
体全体をリラックスし、お腹だけに力を入れて腹式呼吸を行いましょう。
腹式呼吸を実感するためには、一度寝転がってみて、この呼吸法を行ってみることをおすすめします。
真の効果を得るためには、立って行うべきですので、寝転がって腹式の感覚が何となくわかったら、必ず立って呼吸法を行ってください。

腹式呼吸をマスターするためには、腹筋を鍛えることも大切です。
腹筋がある程度鍛えられれば、腹式呼吸を簡単に行うことが出来るでしょう。
とはいえ、体調が悪い中、通常の腹筋をしたら、体調が悪化する恐れがあります。

椅子やベッドに腰かけて、後ろに両手をつき、少し上半身を後ろに傾けて腹式呼吸を行うことで、腹式を意識しながら、腹筋を鍛えることも出来るでしょう。
腹式呼吸を行う際、回数としては、やりすぎてもだめですので、30回前後に止めておくことをおすすめします。

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