IBSと逆流性食道炎について

多くの人が悩みをかかえている

IBSとは過敏性腸症候群といわれる腸の知覚過敏の状態で便秘や下痢の際にお腹が痛んだり不快感がする疾患です。
大腸の運動や分泌機能が異常をきたして起こる症状で、食生活のような身体的な要因と、セロトニン呼ばれる神経伝達物質が関係しているストレス反応による要因とがあります。
一般的に過敏性腸症候群にかかった場合、男性は腹痛や下痢を起こすことが多く、女性は便秘になることが多いです。

すぐに生死に関わる病気というわけではないですが、罹ると常にトイレの心配が伴うために生活の中で苦痛になる場面も多い病気であるため、きちんと通院して処方薬をもらうといった対処が必要です。
発症原因ははっきりと解明されていませんが、ストレスが加わるとその刺激で腸の動きがおかしくなってしまい過敏性腸症候群を発症するのではないかと言われています。

そして、その経験を繰り返すことで、少しのストレスでも症状が起こる状態になり悪循環を繰り返すようになってしまいます。
ストレス社会と言われるだけあって、最近では消化器内科の受診者の半数近くが過敏性腸症候群といわれるほど悩んでいる人がいる病気でもあります。

IBSと逆流性食道炎の関係性

逆流性食道炎も過敏性腸症候群も消化器系の病気ですが、この二つを併発している人が増えているという症例が増えています。
逆流性食道炎の患者数を過敏性腸症候群の人とそうでない人とで比べると、過敏性腸症候群の人はそうでない人の倍の患者数であったというデータがあり、併発をすることが言われています。

これは、逆流性食道炎の治療の中で処方される薬の中に胃酸の分泌を抑える成分があるために腸の感染症を起こしそれをきっかけに過敏性腸症候群を発症したり、副作用で重度の下痢を起こしたりするためです。
また、どちらの病気も脂っぽいものやアルコールの過剰摂取、ストレスが原因とされていることも併発する要因と考えられています。

治療法

過敏性腸症候群も逆流性食道炎も、治療にあたっては生活習慣の改善や精神療法、投薬治療といったものが行われます。
ストレスで自律神経の乱れが原因の場合にはストレスを解消することや精神的な不安定を解消していくことが必要です。
問題が根深く消化器科やないかでは解消できない場合には精神科や心療内科にかかる必要がある場合もあります。

また、生活習慣を改善して規則正しい生活をすることも自律神経の乱れを直すのに効果的です。
早寝早起きや、バランスのとれた食事、暴飲暴食を控える、禁煙、アルコールの摂取量を減らす、といったことで投薬治療を行わなくても自律神経が整っていくこともあります。
生活を改善しても効果が見られなかったり体調不良でなかなか思うように生活を改善できない場合には、胃腸の働きを調整する薬を服用することも必要です。

西洋医学に頼るのは避けたいという場合には、漢方薬を飲む方法もあります。
ただし、漢方薬だけでは完治が難しいですから精神面や生活面の立て直しと並行して服用することが望ましいです。

夏バテにも効果あり!ヘルシーな料理

症状の見極めが必要

夏バテとは、本来は秋口に夏の疲れが出て体調を崩すことを意味していましたが、最近では夏に体調を崩す際にも使われるようになっています。
夏バテは自律神経のバランスの乱れからくる体力低下や食欲不振であるために症状が似ているために、逆流性食道炎と誤解されがちです。
しかし、夏バテと逆流性食道炎は対処法が異なるためにきちんとどちらであるかの見極めが大切です。

誤った措置をとると症状を悪化させるので気をつけましょう。
夏バテは元気をつけることと休養が大切なのでビタミンやたんぱく質の摂取が必要です。

豚肉や魚、野菜を積極的に摂取することが望ましいのですが、逆流性食道炎の場合には肉や魚の脂が胃痛や胸焼けの原因となり状態を悪化させる原因になることがあります。
そこで、まずはどちらであるかを見極めて、夏バテであれば精のつくものを、逆流性食道炎であればヘルシーであっさりとしたものを選ぶことが重要です。

逆流性食道炎にオススメの食事

夏場に逆流性食道炎の人に麺類を進める人が多くいます。
麺類は喉越しが軽く食欲がなくても食べやすいこと、とろろや大根おろしは消化酵素を多く含んでいるために消化を促しやすいこと、からよくオススメのメニューとして挙げられます。

また、手軽に作れて麺も味付けもバリエーションも豊富な点もオススメなポイントです。
ただし、麺類は噛まずに飲み込んでしまうことも多くこれは胃に負担がかかってしまう原因となります。
ですから麺類を食べる際にはしっかりと噛んで食べるようにしたり、麺は柔らかめに茹でたものを食べることがポイントです。

また、麺類を食べる際には冷たいものよりも温かいものの方が胃の負担も軽くなりますし、すぐに飲み込まず噛むようになりますからオススメです。
他にも、ゴーヤやナスも逆流性食道炎には良い食材です。ゴーヤは苦手な人も多いですが、栄養も豊富なので可能であれば挑戦してもらいたい食材です。

どうしてもゴーヤは苦手という人はナスを多く摂ることがお勧めです。
ナスが苦手と感じていても、は和食にも洋食にも合わせやすいため、自分の好みのメニューを見つけやすいです。

ただし、油っぽいものや肉類と合わせたものは胃に負担がかかることもありますから、できればシンプルであっさりした調理法で食べるようにする方が望ましいです。
焼きナスやナスを麺に見立てたナスそうめんがおすすめです。

それ以外にも旬の食材では冬瓜は逆流性食道炎に効果的です。
胃の中での停滞時間も短いですが、より消化しやすいように柔らかく煮た煮物がオススメな食べ方です。
他にも、旬ではないですが体の冷えを解消するためにも、ジャガイモやカブ、ブロッコリー、キャベツ、小松菜、アスパラといった食材を用いての温野菜のサラダは積極的に食べると効果的です。

春到来!旬の食材でヘルシー&絶品なごはんをたべよう

春大根は消化酵素を含む

春に旬を迎える食材には消化酵素を多く含む食材が多いため、逆流性食道炎の人には積極的に摂ることがおすすめな食材が多いです。
特にキャベツやレタス、春大根は旬な食材で美味しい上に消化酵素も多く含んでいるためにおすすめな食材ですから毎日の食事に積極的に取り入れたいものです。
ただし、食べ方に気をつけなければせっかくの体に良いものも症状を悪化させる原因となりますから調理法はきちんと選ぶことが大切です。

春野菜の上手な食べ方

春野菜を食べる際には、消化酵素が多く消化に良いとはされていますが基本的には胃に負担のかかりにくい煮たり蒸したりという調理法で食べることがオススメです。
油で炒めたりパスタにして食べたりするのは美味しいのですが、油の多さや噛まずに食べてしまうことで胃に負担がかかってしまう原因となるので避けた方が良いです。

特におすすめな食べ方にスープにする方法があります。
スープにするために煮込むので野菜が柔らかくなり消化しやすいこと、様々な野菜を入れるために栄養豊富なこと、日によって味を変えて楽しむことができるので飽きずに続けやすいこと、といったメリットがあります。
キャベツや大根、人参といった旬の野菜だけでなく逆流性食道炎に良いとされるナスやピーマン、ブロッコリーや蕪といった野菜を用いても良いですから、春野菜にこだわらなくても作る際にスーパーで手に入る野菜を用いれば良い点も手軽でお勧めなところです。

味付け味噌と牛乳や豆乳での味付けが最もお勧めです。
牛乳には胃の粘膜を保護する役割がありますし、味噌は発酵食品であるために乳酸菌が多く含まれており胃腸に良い食材です。

豆乳もたんぱく質の補給には効果的です。
ただし、牛乳は無脂肪乳、豆乳は無調整豆乳の方が良いです。
牛乳の脂肪分で胃酸が分泌しすぎて胸焼けを起こすこともありますし、同じように豆乳も調整豆乳には植物性油が多く添加されているために胸焼けを起こすことがあるためです。

また、スープに肉類が欲しいと考える婆愛にはささみのような脂身の少ないものが望ましいです。
油の多いものやハムやベーコン、ソーセージのような加工肉は胸焼けの原因となりますから避けるべきです。
白身魚を入れることもお勧めです。

春になると暖かい日も増えてくるので生野菜のサラダや浅漬け、ピクルスにして食べる人も多くいます。
確かに生野菜は調理が簡単で食べやすいですし、外食でもコンビニやレストランでサラダは多く取り揃えられているので取り入れやすいです。
しかし、生のまま野菜を食べるのは胃に負担がかかるので温野菜サラダにしたり加熱処理のされている煮物にしたりする方が望ましいです。

【逆流性食道炎の症状】吐き気や胃痛

長く続く場合は……

日本でも最近患者数を増やしている逆流性食道炎ですが、まだまだ認知度が低く自分が逆流性食道炎だと認識できていない人も多いものです。
日本では最近になって話題となっていますが、決して新しい病気というわけではなく古くから欧米では患者数の多い病気です。

最近の日本人の食生活の欧米化したことで、日本でも患者者を増やしているのです。
逆流性食道炎の症状は人によって様々ですが、胸焼けや呑酸が多い症状であるために単なる食べ過ぎや胃もたれと自己判断して解決してしまう人も多くいます。
症状が一時的なものであれば、胃もたれや食べ過ぎであることと考えられますが、長く続く場合には逆流性食道炎である可能性が高いです。

逆流性食道炎は長く放っておいても症状は緩和しないですし逆に他の重度な病気を引き起こす原因にもなります。
ですから、該当する症状がある場合には必ず医師に診てもらい的確な治療をする必要があります。

逆流性食道炎と吐き気や胃痛

逆流性食道炎の主な症状というと胸焼けや胃液の逆流があります。
それ以外にも最近は咳が続くと実は逆流性食道炎だという事例も増え注目されるようになっています。
他にも、口臭や痰が絡みやすいといった症状もありますし、実は胃の痛みや吐き気も逆流性食道炎の症状としてあります。

一般的に呑酸といわれる胃酸が口の辺りまで逆流する症状が有名であるためにただ単なる吐き気は逆流性食道炎とは異なると判断されがちです。
空腹時の胃痛や吐き気も逆流性食道炎の症状として感じる人もいますから、長くこの症状が続く場合には病院んで診察をしてもらい適切な処置を受けることが大切です。
慢性胃炎や急性胃炎であっても処置が必要ですし同じように逆流性食道炎も投薬治療が必要です。

一時的には市販の胃薬でも症状は緩和できますが、治療にはならないのです。
また、逆流性食道炎の原因に合った成分が含まれた胃薬を飲まなくては薬を飲んでも効果は得られません。
ですから医師の診察や検査は必要なのです。

【逆流性食道炎の症状】口臭がきつい

一過性のものではない

逆流性食道炎の症状というと、胸焼けや呑酸が有名ですが、それ以外にも口臭がきつくなるという場合があります。
これは、逆流性食道炎は胃酸が食道の炎症や潰瘍を引き起こすために起こるものです。
胸焼けや呑酸、咳や喉の違和感や声のかすれといった症状が続いた場合には、食べ過ぎや飲み過ぎ、食あたりのような一過性のものではなく逆流性食道炎であることが多いです。

逆流性食道炎は胃液が食道に逆流するために起こるもので、呑酸によって胃酸の匂いが口まで上がってきます。
この胃酸の匂いが酸っぱくて独特な香りでツンとした刺激臭であるために、かなり強烈な口臭となってしまいます。

この匂いは残念ながら胃から上がってくる匂いであるために歯磨きやマウスウォッシュ、ガムを噛んだりすることでの解消はできないのです。
そのため、口臭を消していくためには根本的な胃の調子の改善から行っていく必要があります。

口臭の原因

胃の匂いが原因で起こる口臭には、投薬治療などでの逆流性食道炎の治療も大切ですがストレスや生活習慣、消化不良といった胃の不調起こしやすくするものを解消していくことも大切です。
胃の不調が起こるのは胃への負担が重いことが原因です。

胃に負担のかかることとして、ストレス、睡眠不足、疲労、不規則な生活、喫煙や飲酒、脂っこい食生活といったものがあります。
これらが胃への負担を大きくしてキツい口臭となるのです。もちろん、逆流性食道炎を治療していかなければならないのですが、毎日の積み重ねで胃への負担が軽減されれば口臭の改善につながります。

このような対策は1日ですぐに治るものではないので、継続して生活習慣を改善していきます。
また、口臭が消えたからといって治療をやめていいわけでないです。
逆流性食道炎の根本的な治療を行うことも大切ですし、何よりも感覚が麻痺していて自覚症状がないだけで口臭がしていることもあります。

口臭はデリケートな問題ですから他者が口臭を感じていても本人には伝えられないものです。
ですから自分がしっかりと気をつけることが大切ですし、そのためには逆流性食道炎の完治を目指すことが理想なのです。

生活習慣の改善をしても口臭が改善されるまでには時間がかかってしまいます。
口臭がきついと仕事や日常生活で支障が出てしまう人も多いものです。
そこで、早めに改善する方法として、口臭対策のサプリメントを飲む方法があります。

口臭サプリメントは消臭成分が濃縮されているおかげで、胃の中で発生する悪臭の原因に直接働きかけることで消臭してくれる効果があります。
サプリメントは即効性があり便利ですが、根本的治療とはならないのできちんと治療や生活習慣の改善も並行して行っていかなければならないことを覚えておかなければらないことです。

【逆流性食道炎の症状】呑酸

食べ過ぎ飲み過ぎに気をつける

胃薬のパッケージで「胸焼け・呑酸に」という表記がされているものが多くあります。
胸焼けはその症状が分かりやすいですが、呑酸は知らない人も多いものです。
この呑酸とは「どんさん」と読み、食べ過ぎや飲み過ぎの際に起こる症状の一つとして有名であり、最近では逆流性食道炎の症状として有名です。

胸焼けと呑酸、逆流性食道炎はつながりのあるものです。
逆流性食道炎が原因となって呑酸や胸焼けを起こします。

呑酸は口の中に広がる酸っぱい液が胸や喉のところまで込み上げてくる症状です。
原因は胸焼けと同様に胃液の逆流ですが、胸焼けは逆流性食道炎以外の病気でも起こることがありますが、呑酸は逆流性食道炎以外の病気では見られないのが特徴です。

胸焼けと呑酸は同じような症状と思われがちですが、少し異なります。
胸焼けは胃液の逆流が原因で胸が焼けるような不快感が症状ですが、呑酸は食道が焼けて口の中に酸っぱい味と匂いが広がります。

胸焼けよりも少し位置が高く、喉や口内に症状を感じます。
他にも吐き気や嘔吐、胃液で炎症を起こして喉が痛んだり咳が出たり声がかすれたりもします。

呑酸の原因

呑酸の原因として、お腹にかかる圧が高く逆流しやすくなるというのがあります。
猫背やうつぶせ寝、服での締め付け、肥満はお腹に圧力がかかってしまい逆流しやすくなるのです。
そのため姿勢を正しくしたりダイエットや寝方の改善をしたりすれば症状の緩和につながります。

また、胃酸が出すぎると、食道まで上がってくるためこれも原因となります。
カフェインの過剰摂取や食生活の乱れ、ストレスでの自律神経の乱れが原因となるので生活習慣を整えることで症状が改善します。

このような日常生活で注意できることで改善することもありますが、症状が重いとなかなか改善せず投薬治療が必要なことがあります。
その際は、内科や胃腸科での診察、もしくは耳鼻咽喉科での診察がオススメです。

逆流性食道炎と鍼灸治療

東洋医学

近年、日本国内で逆流性食道炎の患者数が増えています。
これは、食生活の欧米化、生活習慣の乱れ、ストレスといった原因もありますが「逆流性食道炎」という言葉が浸透したことで自分も逆流性食道炎だと認識する人が増えたことも理由の一つにあります。

食生活を改善したり、姿勢を正したり、喫煙や過度のアルコール摂取を控えることで少しは症状が緩和できますし継続して行えば完治することもできます。
ただしこのような生活習慣の改善による治療は効果が出るまで時間がかかりますし、長期にわたって取り組む必要があるため、少しでも早く症状が緩和するように投薬治療を行う人が多いです。

しかし、投薬治療も副作用が出る人もいますし、薬を飲むこと自体が嫌いな人、薬を飲まず治したいと思う人、病院に行く時間がなかなか取れない人もいて、可能であれば投薬治療を避けたいと考える人もいます。
そこで、最近注目されているのが漢方薬や鍼灸といった東洋医学での治療です。

鍼灸での治療

東洋医学というと、漢方や鍼灸での治療が有名です。
一昔前には少し怪しいと思われて避けられてきましたが、最近では自分の持っている自然治癒力を高める治療法として注目されています。
漢方薬は西洋医学に比べて副作用も少ないですし、自分の体の中から状態を改善していくことも人気の理由です。

鍼灸治療では、逆流性食道炎によく効くツボに鍼を刺して治療を行っていきます。
治療後は胸焼けやげっぷといった症状が減ることを実感できます。
消化器の機能を改善したりホルモンの分泌を良くしたりという効果があり、体を正しい状態に導いてくれるのです。

ただし、西洋医学と異なり速攻性があるものではないです。
鍼灸治療と並行してアルコールの量を控えたり禁煙を行ったり、腹八分の食生活やよく噛んで食事をすることなど、生活習慣も改善することが大切です。

鍼灸院の選び方

鍼灸院は通い慣れていない人も多いので鍼灸院選びも大切です。
まずは、必ず免許証を持っているのか確認をすることです。

最近は減りましたが中には無免許で営業しているところもあるためです。
一般的には待合室や目につくところに免許証が掲示されていますが、万が一免許証の掲示がなかった場合には受付や鍼灸師本人に確認をとります。

次に大切なのが衛生管理です。
最近の鍼灸治療は使い捨ての鍼が使われるので感染症の心配はないです。

しかし、昔ながらの鍼灸院やこだわりのある鍼灸師は今でも同じ鍼を用いていることがあります。
そのような際には鍼の消毒がきちんとされているのか確認します。

残念ながら鍼の消毒風景を自分の目で確認ができないことが一般的です。
そこで、施設の清潔さや鍼灸師に直接確認することで鍼の状態で確認をすることになります。

最後に、通院するならば鍼灸接骨院や鍼灸整骨院という整体とセットになっている鍼灸院よりも鍼灸専門の鍼灸院を選ぶようにします。
これは保険の関係でセットでの営業形態をとっているところもあるのですが、やはり鍼灸を専門に扱っているところのほうが安心度・満足度は高いためです。

逆流性食道炎と漢方

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薬に頼らず治したい

逆流性食道炎になると、食べ過ぎ・飲み過ぎでもないのに胸焼けをしたりげっぷが止まらなかったり、呑酸が続いてたりという症状が続きます。
そのような症状だけでなく、人によっては胃酸の匂いが上がってきて酷い口臭が止まらない人もいます。

このような症状を改善するために多くの人は生活習慣を改善することから始めます。
姿勢を正したり食生活を見直したりするだけで治れば良いのですが、それでも症状が改善しない場合には投薬治療を行います。

この際に、できれば薬を飲みたくないと思う人は多いものです。
単に薬が嫌いという人もいますし、薬に頼らず治したいと考える人もいるためです。
そのような時に頼りになるのが漢方です。

漢方での治療

漢方とは、もともと中国で発達しに本寺渡ってから独特の発展をした伝統医学のことです。
人間が持っている病気と闘う力や治す力を高めることに重きが置かれたものです。

治療に使われる漢方薬は自然由来や動物由来、鉱物などの天然物といったものが組み合わされて作られています。
漢方では、逆流性食道炎の症状である胸焼けは「曹雑(そうざつ)」と言われ、曹雑に用いる漢方薬は安中散、旋覆花代赭石湯、生姜瀉心湯などがあります。
安中散は胃の痛みや嘔吐、どんさんを改善するために処方されるものです。

他にも、黄連湯は腹痛、下痢、嘔吐、などに使われる漢方としてあります。
このような漢方を症状に応じて浮くようしてもらうことで症状を緩和して治療していくという方法があるのです。

漢方は天然由来だから副作用がない安全なものである、と思われがちですが全くそうとは言えないです。
西洋薬よりは軽いものですし頻度も少ないですが、全く副作用がないわけではないのです。
食欲減退や、熱や蕁麻疹、動悸や血圧上昇、場合によっては間質性肺炎のような重い副作用がありますから異変を感じたら薬剤師や医師に相談する必要があります。

手術で逆流性食道炎を治す際の流れ

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夜間の強い痛みが特徴的

逆流性食道炎の治療というと、生活習慣を改善したり投薬治療を行うのが一般的です。
しかし、中には手術が必要な場合があります。

まずは、薬を服用しても症状の改善がされない場合があります。
他にも、狭窄や出血、食道炎の程度が重い場合が一般的ですが、他にもバレット食道がある場合があります。

バレット食道というのは、症状としては逆流性食道炎と同じように胸焼けが起こったり胸が痛んだりするのですが、夜間の強い痛みが特徴的な症状です。
原因も明らかになっていませんが、逆流性食道炎が長期的に続くことで起こるものと考えられています。

逆流性食道炎によって、胃酸の逆流して食道粘膜の炎症で細胞が変性してしまうのが原因ではないかと考えられています。
バレット食道になると、胃酸の影響で食道下部の粘膜が胃の粘膜に置き換わってしまうもので、放置していると食道がんの原因になると言われています。
そのため、発見したら手術を行って治療をする必要があるのです。

バレット食道の治療

一般的にバレット手術を行う際には、まずは検査から始めます。
内視鏡検査で胃の中を確認し、手術が必要な状態かの見極めが行われます。
手術が必要と判断されればその後病院と自分の仕事や家の都合とでスケジュール調整を行い手術日を決定します。

内視鏡検査を受ける際には前日夜から食事は禁止、水分摂取は許可されているのが一般的なルールです。
検査の時間帯や用いる機器の都合で水分はどのようなものでも摂取して良い場合と摂取可能なものが限定されている場合がありますから、事前に配布される案内を見てきちんと確認することが大切です。
正しく守れなかった場合には検査が行えないこともありますから注意が必要です。

手術当日も朝から検査を行い、その検査結果をもとに手術が必要であるかを最終判断します。
その結果をもとに手術が必要と判断されれば、手術が行われます。

手術は1時間ほどですが、全身麻酔で手術を行うことが一般的であるため手術後は入院して様子を見るのが一般的です。
退院後は早ければ翌日から仕事に復帰できますから検査から仕事復帰まで早ければ1週間で行うことができます。

手術後の入院日数は体調の回復具合や病院の取り決めによって異なりますから余裕を持ってスケジュールを調整しておくことが望ましいです。
どうしても外せない予定がある場合には、手術の前に相談をして場合によっては手術日や自分の都合を別日に改めます。

手術費用は病院によって微妙な差はありますが国民健康保険の範囲内の手術なので保険が適応されれば9万円ほどで行うことができます。
ただし、これも病院の設備やサービスの内容、個室を選んだりといったことで入院費用も変わりますから保険の都合と腕予算がある場合には事前にきちんと入院費用を確認しておく必要があります。

ただの食道炎と逆流性食道炎はどう違うの?

対応が異なる

食道炎とは、食道の粘膜が傷ついて炎症を起こしたりただれたりする病気のことを指します。
この食道炎の中で最も有名なのは逆流性食道炎であり、患者数も最も多いものです。
しかし、それ以外にも様々な食道炎がありその症状や原因に応じた対応が必要になりますからきちんと診断を受けて適切な処置を受けてください。

逆流性食道炎以外の食道炎

逆流性食道炎以外の食道炎で最も多いものが感染性食道炎です。
細菌に感染することで起こる食道炎で、魚の骨のような異物が食道の粘膜に刺さりそこから細菌に感染することが多いです。

最近では、アデノウイルスや溶連菌といったウイルスによって起こる咽頭炎、結核、梅毒になることで併発をすることもあります。
それ以外にもエイズや悪性腫瘍の患者や抵抗力の弱い老人や子供がカビの一種であるカンジタに感染することで感染性食道炎になることもあります。
感染症の場合には、抗生物質を飲んで細菌を減らしていくので、逆流性食道炎とは異なる治療法になるのできちんと見極めた上での処置が必要です。

他にも、塩酸や農薬のような刺激の強い液体を誤飲した時に、口の中から胃まで激しい痛みを起こす腐食性食道炎があります。
お時間がある方は、こちらのサイトもご覧ください。
>>https://clinicalsup.jp/contentlist/1622.html

劇薬を飲み込むことで唾液の分泌が増えるだけでなく、粘液や血を吐くこともありますし呼吸困難に陥ることもあります。
生死にかかわるものですから、場合によっては救急車の出動も依頼してすぐに病院に行き処置を行うことが必要です。
病院では井の中の洗浄を行ったり点滴での栄養補給といった処置がされます。子供の誤飲や成人が自殺を考えた際に飲むということが原因としてあげられます。

他にも、薬が食道に止まってしまったり引っかかってしまったりすることで起きる薬剤性食道炎や、肺がんや頸胸部放射線治療を受けた人が副作用として発症しやすい放射線食道炎といった食道炎もあります。
それぞれの食道炎にあった治療法があり、適切な処置を受ける必要がありますから、異変を感じたらすぐに病院に行き検査をすることが大切です。

その際、放射線食道炎は放射線治療を受けている医院で、薬剤性食道炎はその薬が処方されている医院で検査や治療が行われるのが一般的ですし、腐食性食道炎も救急車で運ばれる先の病院にかかるので病院選びをする必要はないです。
しかし、感染性食道炎や逆流性食道炎は病名を特定するために内視鏡検査を行うのが一般的であるため、内視鏡検査の設備のある病院を選ぶ必要があります。
鼻から入れるタイプの新しい内視鏡検査であれば医師の技術は検査の苦しさに影響しませんが、口から入れる従来のタイプは医師の技術によってその苦しさが変わってきます。

残念ながら下手な医師に当たると苦しい思いをしてしまうことがあるのです。
ですから、病院を選ぶ際には内視鏡検査の設備の有無だけでなく鼻からのものか口からのもの、医師の技術についても確認をしておく方が望ましいです。
医師の技術については病院に聞きにくいものですから、インターネットや知人の口コミを参考にすることがオススメです。

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